ティータイムは、1日に何回も。

イギリスでは伝統的に、一日に何度もお茶を楽しむ時間があります。

⚫︎アーリーモーニングティー (ベッドティー)

ベットルームでビスケット等をつまみながらいただくティー

昔は使用人がベットまで運んでくれたそうですが、現在は休日の朝にご主人が奥様に淹れたりするそうです。

ホテルではお願いすれば、朝ドアの外に用意してくれます。

⚫︎ブレックファーストティー

ボリュームのある朝食時のティー

1日食事は2回だったそうですが、アン王女が朝食の習慣を作ったそうです。

皇室が始めると一般人が真似をするので朝食の習慣が広まったのです。

イギリスは朝食はボリュームがあります。

⚫︎イレブンジスティー (モーニングティー)

家事・仕事がひと段落した頃のティー

職場ではお茶をサービスすることだけを仕事とする人、ティーレディーがいました。

電車の運転手も運転しながらお茶を飲んでいたそうです。

⚫︎ランチティー

昼食時のティー

⚫︎ミッディー 

午後のひととき、一人または友人達とクッキーやケーキ等で楽しむティー

近所の人との情報交換の場となっていました。

⚫︎アフタヌーンティー

特定の日の午後、女主人主催のティーパーティー

⚫︎ハイティー (ミートティー)

夕食時、子どもと一緒に楽しむハイティー

ハイバックチェア(子どもの椅子)のハイ、ハイテーブルのハイが由来と諸説あります。

スコットランド発祥で、中産階級の人が仕事から帰って来て、子どもと一緒にティーと共に肉や魚を一緒に食べました。

子どもはこの後就寝します。

⚫︎アフターディナーティー

夕食後、大人だけで楽しむティー

招待客時は部屋を別にし、酒等をふくめておしゃべりを楽しみます。

⚫︎ナイトキャップティー (ナイトティー)

就寝前のティー

日本のお茶の時間の風習と似ています。

食事の後にはお茶を飲みますし、10時や3時はお茶の時間です。